竹林は本来、人の暮らしと深く結びついた存在でした。
人が手を入れ、竹は建材や道具として使われ、竹林の中を抜ける小道は、日常の風景の一部でもありました。
しかし現在、多くの竹林では手入れが行き届かず、密集・藪化が進み、人が近づけない場所になっています。
ここ藤野地区でも、そのような放置竹林が各地で見られます。
里地創生プロジェクトが整備を進めている、相模原市緑区・日連地区の青田(おおだ)の竹林も、かつては相模湖や登山道へと通じ、人々の暮らしを支えてきた場所でした。
この竹林をもう一度、光と風が通り、人と自然が心地よく交わる場へ、少しずつ手入れし、育て直していきます。

暮らしに還す、竹林の手入れ
この活動では、竹林から竹を間伐し、適切な密度に整えるとともに、伐った竹をそのまま廃棄するのではなく、竹炭として活かす循環を実践します。
具体的には
- 竹林の間伐・風通しの改善
- 伐採した竹を使った竹炭づくり
- 竹炭を土や暮らしに還す活用
といった流れを、実際に手を動かしながら体験します。
火を使い、竹を焚べ、じっくりと炭になる過程を見守る時間は、日常から少し離れて集中できる、マインドフルなひとときでもあります。

学びと体験
作業の合間には、
- 竹林の生態系における役割
- 竹が地形や地中に与える影響
- 風通し・陽当たりと植生の関係
- 人の手入れが自然環境にもたらす変化
などについて、現地を見ながらお話しします。
「なぜ切るのか」「どこを残すのか」
理由を理解したうえで行う竹林整備は、単なる作業ではなく、自然との対話になります。

作業後は有機野菜のスープで締めくくり
作業後は、自然農法で育てた野菜を使ったスープをみんなでいただきます。
鹿肉や猪肉が調達できたときは、ジビエスープになります。
良い汗をかいたあとに食べる汁物は格別です。
竹林での作業と食がつながり、からだにじんわり染み渡る時間になるでしょう。
定期開催について
この竹林整備と竹炭づくりの活動は、2月から6月まで、毎月第1金曜日に定期開催します。
一度きりで終わらせず、同じ場所に何度も足を運び、少しずつ変化していく竹林の様子を見守りながら、長い時間軸で関わっていくことを大切にしています。
- 2/6 (金) 9:00〜13:00
- 3/6 (金) 9:00〜13:00
- 4/3 (金) 9:00〜13:00
- 5/8 (金) 9:00〜13:00
- 6/5 (金) 9:00〜13:00
このイベントで体験できること
- 放置竹林を再生するための具体的な手入れ
- 竹を「切る → 使う → 還す」循環の実践
- 火と向き合うマインドフルな時間
- 里山と暮らしをつなぐ知恵への理解
- 人の手が入ることで自然が変わっていく実感
「手を入れることで、自然は心地よい場に変わる」
そんな当たり前だけれど忘れがちな感覚を、ぜひ体験してください。
▶︎ おおだの竹林整備の様子はこちら(Instagramリール動画)
集合場所や持ち物など
- 集合場所
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おおだの炭焼き場(相模原市緑区日連)
Google mapはこちら
・ナビは「おおだ山荘(相模原市緑区日連1411)」と入れるとスムーズです。集合場所は、おおだ山荘を通り過ぎて400-500mほど道なりに進んだ先にあります。
・公共交通機関ご利用の方は、JR中央本線藤野駅まで送迎します(申込時にお知らせください) - 駐車場
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あり(無料)
・集合場所に駐車してください(当日ガイドが誘導します) - 参加費
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1,000円
- 定員
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10名(先着順)
・定員になり次第終了します - 持ち物
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・汚れてもいい服装と靴、軍手、帽子
・飲み物、昼食(必要な方)、お椀、お箸、タオル、着替えなど必要なもの
・手道具(移植ゴテ、ノコギリ鎌、剪定バサミ、手ノコギリ)※ご用意できる範囲でOKです。 - お申し込み
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以下のフォームよりお申し込みください。
- キャンセルについて
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・キャンセルの場合は事務局までお知らせください。
・当日キャンセルの場合、参加費のお支払いをお願いしております。 - 主催
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里地創生プロジェクト
- 協力
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NPO法人ふじの里山くらぶ、森のイノベーションラボFUJINO
- お問い合わせ
-
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