里地創生プロジェクトとは?
「里地創生プロジェクト」は、これまで3年間にわたり実施してきた「森の再生プロジェクト」で培った経験をもとに、より広範な地域の環境再生と暮らしの活性化を目指す取り組みです。
相模原市藤野を拠点に、自然と共生する暮らしの提案を行い、未来へつながる持続可能な地域づくりを進めていきます。
イベント・活動予定
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25.11.29(土) 自然と調和した呼吸する庭づくり体験
等の家(とうのいえ)で学ぶ、風と光がめぐる庭の整え方 等の家(とうのいえ)は、“小さいけれど、心が広がる家。” 自然の恵みと人の暮らしを等しく尊重し、美しさと使… -



25.11.24(月・祝) 自然の力で育てるやさい畑づくり体験〜風通し作業と循環農の学び
物価上昇や食料不安が高まるなか、「自ら作物を育てる安心感」を育む場として、2025年2月に「縄文ファーム やさい畑」がスタートしました。 ここでは、機械や化学肥料に… -



25.11.22(土) 果樹を植えて未来を育てる日〜藤野の放棄地再生
少子高齢化が進む藤野地区では、かつて地域の人々が手をかけていた畑や果樹園の手入れが難しくなり、放棄地が増えています。このままでは、山や里の景観、そして地域の… -



25.11.8(土)山カツの日〜どんぐりホットケーキと里山の循環体験
秋の藤野で、山を歩き、どんぐりを拾って、ホットケーキを焼いて食べる。 そんな“森のめぐみ”を丸ごと味わう一日です。 どんぐりは、森の生き物たちの大切な食糧である… -



[満席]25.11.9(日)かぐや姫ご飯体験+「心の状態を測る」実証実験【相模原市SDGs連携推進事業】
更新情報(2025/11/8) ・弱雨予報ですが、11/9(日)のイベントは予定通り開催いたします。 ・満席となりました。キャンセルが発生した際、改めて募集のお知らせをいたし… -



25.11.1(土) 風を通す草刈り〜沢井川で学ぶ新しい草との付き合い方
夏の強い日差しを受け、沢井川の河原ではヨシや草木がぐんぐんと成長しました🌿今では人の背丈を超える草が群生し、気軽に立ち入ることができない場所も多くなっていま…
3つの柱で地域を活性化
プロジェクトが展開される地域
小渕地区
藤野駅から徒歩圏内にある小渕地区では、江戸時代の溜池や棚田跡地の再活用、有機栽培の米作りを通じて、自然との共生を学べる場を提供しています。また、治水機能や生物多様性の保全活動も行い、地域の環境改善に取り組んでいます。
佐野川地区
かつて茶の栽培が盛んだった佐野川地区では、放棄された茶畑や藪地を再生し、持続可能な方法で茶の木を育てる活動を行っています。地域資源を活かし、新たな価値を創出する取り組みを進めています。
吉野地区
吉野地区では、マレットゴルフ場や歴史的な地域資源を整備し、地域の人々と協力して自然環境を回復する活動が進んでいます。環境改善に向けた実験的な取り組みも行い、地域全体での持続可能な未来を目指しています。
沢井地区
沢井川では、生物多様性の回復と景観改善を目指して、持続可能な草刈り方法を導入し、地域の水辺環境を守る取り組みを行っています。地域の人々とともに自然を守り、育てています。
日連地区
日連地区では、金剛山の湧き水を活かした有機栽培の田んぼ作りを進めています。地域の人々と共に、持続可能な米作りを学びながら、環境に優しい農業を実践しています。
活動の記録
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【活動レポ】25.6.29 沢井川の整備
2025年6月29日(日)、NPO法人ふじの里山くらぶ主催のもと、令和7年度相模原市協働事業「里山の担い手育成事業」の一環として、「自然と調和した草刈り体験ワークショッ… -



【活動レポ】25.5.31 田植え体験ワークショップ(小渕の田んぼ)
2025年5月31日、小渕の田んぼにて、田植え体験ワークショップを開催しました。 この田んぼは、昭和初期から代々受け継がれてきた歴史ある圃場で、現在は地主さんのご厚… -



【活動レポ】25.6.15 田植え体験ワークショップ(日連の田んぼ)
2025年1月、日連地区にある放棄された田んぼを地主の方よりお預かりし、里地創生プロジェクトとして再生作業を進めてきました。 数年田んぼとして使われていなかった場… -



【活動レポ】里地創生プロジェクト現地視察ラウンド(2025年春)
里地創生プロジェクトのコアメンバーで、これまでの活動拠点および今後の活動候補地をめぐる視察ラウンドを実施しました。各地の現況や課題、今後の取り組みの方向性に… -



【活動レポ】25.4.27 田んぼの水入れ
この日は小渕の田んぼで、春の大事な作業である「水入れ」を実施しました。 水入れとは、田植えに向けて田んぼに水を引き込む工程のことで、田んぼの基礎を整える大切な… -



【活動レポ】25.4.26 縄文トイレを竹で作ろう
3月からスタートした「縄文ファーム」では、日当たりの良さが特徴である反面、夏に向けて日陰となる空間の確保が課題となっていました。 前回は、そうした環境に対応す…
私たちが目指す未来
私たちは、昔の人々が培ってきた「自然と共生する暮らし」を、現代の生活様式に合わせて再構築します。少子高齢化が進む中でも、未来の世代が継続できる持続可能な地域社会を目指します。
環境整備を通じて、生物多様性の向上や里地の美しい景観を守り、豊かな暮らしの基盤を未来へつなげていきます。
運営団体
| 団体名 | 里地創生プロジェクト |
| 活動内容 | 1. 里地の環境整備 道路沿い・農地の草刈り、川や沢の整備、登山道の整備 2. 地域資源の再生と活用 茶畑・田んぼ・柚子などの農地再生、特産品創出 3. 教育・研究との連携 学校や企業向けの体験学習、科学的データを活用した環境再生 |
| 住所 | 神奈川県相模原市緑区小渕2012(森のイノベーションラボFUJINO内) |
| 代表 | 井上幹英 |
| 構成 | 代表を含む5名のコアメンバーにより運営。 ※活動内容に応じて、行政や自治会、協力メンバーと連携しながら取り組んでいます。 |
| 連絡先 | info@satochi-sousei.jp |

