3/29(日) 山カツの日〜山林整備の基礎講座

相模原市緑区・日連地区にそびえる金剛山は、かつて地域の人々から「水の山」と呼ばれていました。

山に降った雨は谷を流れ、湧水となり、ふもとの田んぼを潤し、やがて相模川へとつながる。

金剛山は、地域の暮らしを支える大切な水源地でした。

しかし、昭和中期以降の宅地開発や都市化、高齢化の進行により、登山道から一歩外れた山林では手入れが行き届かなくなり、藪化した人工林が広がっています。

光や風が通らず、生き物の動きも鈍り、山が本来もっていた機能が失われつつあります。

目次

地域と協働する山林整備の取り組み

2025年12月より、山主さんのご賛同を得て、保安林に指定された杉・檜林の手入れを、地域と参加者が協働して進める取り組みを始めました。

初回となった12月の活動では、山の入り口周辺において「小径づくり」を実施しました。

▶︎12月の山カツ@金剛山の様子はこちら(Instagramリール動画)

等高線に沿って緩やかな小段を設け、山側・谷側を枝葉で支える“しがら”を組むことで、雨水が地中に浸透し、泥水が浄化される構造をつくっています。

こうした小径は、単なる道ではなく、水がしみ込み、空気がめぐり、草木が再生していくための装置でもあります。

また、小さな道が通ることで人の手入れが入りやすくなり、動物たちの移動ルートも守られ、多様な生き物が息づく森へと変化していきます。

その後も里地創生プロジェクトの運営メンバーにより道整備を進め、現在では山林の奥まで作業が行える状態になってきました。

そこで今回は、これまでの取り組みを踏まえた山林整備の基礎講座を開催します。

当日は、

  • 山林整備の考え方と作業時のポイント解説
  • 山道整備と間伐材の整理
  • 小木の間伐体験

などを通して、山の中で人の手をどう入れていくのかを、実践を交えながら学びます。

山の手入れが、災害への備えにもつながる

先月(2026年1月)には、隣町の上野原市で大規模な火災災害が発生しました。

日常的に山へ人の手が入り、通気・浸透機能が回復した森は、保水力が高まり、仮に火災が起きた場合でも延焼を抑えやすい状態をつくることができます。

山林整備は、景観や生態系の回復だけでなく、地域の安全を守る備えでもあります。

学びと体験を通して

本講座では、里地里山の現状や課題についても解説しながら、市民の日常の中でどのような手立てが取れるのかを、体験を通して共有していきます

山を特別な場所として遠ざけるのではなく、手を入れ、関わり続けることで、再び暮らしとつながる存在へ。

「水の山」の再生の一歩として、ぜひご参加ください。

イベント詳細

日程

3月29日(日) 9:00~16:00
・途中参加、退出可能
・雨天中止の場合、前日までにEメールでご連絡します

集合場所・作業場所

金剛山入り口鳥居の向かいの駐車スペース
・公共交通機関ご利用の方は、JR中央本線藤野駅まで送迎します(申込時にお知らせください)。

駐車場

無料

参加費

3,000円

定員

15名(先着順)
・定員になり次第終了します

持ち物

・汚れてもいい服装と長靴、軍手、帽子
・飲み物、昼食、軽食(必要な方)、タオル、着替えなど必要なもの
・手道具(移植ゴテ、ノコギリ鎌、剪定バサミ、手ノコギリ)
 ※手道具はご用意できる範囲でOKです

お申し込み

以下のフォームよりお申し込みください。

https://forms.gle/vGvUEtjQT5toj7vr5

キャンセルについて

・キャンセルの場合は事務局までお知らせください
・当日キャンセルの場合、参加費のお支払いをお願いしております。

主催

里地創生プロジェクト

協力

NPO法人ふじの里山くらぶ、森のイノベーションラボFUJINO

お問い合わせ

里地創生プロジェクト公式LINEをご利用ください。

▶里地創生プロジェクト公式LINE

https://lin.ee/4MgbDk7

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