本日、放棄田んぼの再生活動の一環として、2回目の作業を行いました。
当初の計画では、前回間引いた篠竹を数週間乾燥させ、焚き火で燃やして炭にし、今後の整備に活用する予定でした。しかし、近隣住民の方々から消防署へ「煙の臭いが洗濯物につく」「燃え残りの炭が火事のリスクになる可能性がある」とのご意見が寄せられたため、当面この場所での火の使用は控えることにしました。
作業開始前には、田んぼに隣接する住民の方々へご挨拶し、焚き火の計画も含めた作業内容についてご了承を得ていましたが、別の方からのご意見があった可能性があります。
この地域の方々の生活環境を尊重することが、今後の活動を円滑に進める上で重要であると考えています。今後も、住民の皆様のご意見やご要望に耳を傾けながら、互いに納得できる方法を模索していきたいと思います。
そのため、間引いた篠竹は2mの長さに切り、今後開始予定の吉野の畑で支柱として活用することにしました。

篠竹の活用と環境への配慮
一般的に畑の支柱には、ホームセンターで販売されている緑色のプラスチック製のものが使われています。しかし、これらは数年で塗装が剥がれたり破損し、廃棄する際に粗大ゴミとして処理する手間がかかります。

一方、篠竹を活用すれば、万が一壊れても剪定鋏で短く切り、土に撒けば自然に分解されます。火を使えれば焚き火で炭にし、土壌改良材として活用することも可能です。このように、廃棄せず、費用もかけずに循環型の活用ができます。
水回りの整備
支柱作りと並行して、田んぼにとって重要な「水」の環境整備も実施しました。
沢の土留め作り
沢の縁が崩れ、人が歩くたびにさらに崩壊が進む危険がありました。

そのため、焼き杭や前回の整備で出た枝木、落ち葉、篠竹の炭を利用し、土留めを設置しました。

溜池の泥さらいと土留め
長年の雨水の影響で溜池には泥が溜まり、水の湧き口が塞がれていました。また、斜面の乾燥と崩落により、雨が降るたびにさらに泥が流れ込む状況でした。

これを改善するため、周辺で出た枝木や落ち葉、炭を層状に積み、溜池の泥を掻き出して載せる作業を繰り返しました。このミルフィーユ構造の土留めにより、雨水がろ過され、綺麗な水が溜池へ流れるようになると思います。

この溜池はこれまで一度も枯れたことがなく、池底の泥を掻き出すとさらに水が湧き出してきました。今後の状況を見ながら、泥さらいを継続するかどうか判断したいと思います。
次回の予定
次回は「縄文トイレ作り」と「藪地の整備」を予定しています。
今後も関わる人たちで意見を交換しながら、持続可能な場づくりを進めていきます。
