【活動レポ】25.4.12 田起こしと種籾浸け@日連の田んぼ

「日連の田んぼ」今回の作業は、6月上旬の苗植えに向けて、田起こしと種籾の浸け込みを実施しました。

今年の栽培では、種から苗を育てて植えるという、より丁寧で自然に寄り添ったスタイルを採用しています。

種籾浸け

今年育てるお米は「ハッピーヒル」という品種。

このお米は、自然農法の提唱者・福岡正信氏が開発した交配種で、栽培が比較的容易でたくましく、無農薬・無肥料でも育ちやすいのが特徴です。

また、味もよく、栄養価も高いため、自然栽培を志す人たちの間では人気の品種です。

浮き籾を取り除いて選別

種籾は、いきなり水に浸けるのではなく、中身の詰まった実のある種籾だけを選別します。

バケツに水を張り、種籾を入れると、空っぽのものは浮いてきます。

水に浸けて籾殻を取り除いたあと、網の中に籾種を入れていきます
水に浸けて籾殻を取り除いたあと、網の中に籾種を入れていきます

これを手作業で丁寧にすくい取り、実入りの良い種だけを残していきました。

温湯消毒で病気を予防

次に行うのは温湯消毒(おんとうしょうどく)。

これは、65度のお湯に10分間浸けることで、種籾に付着した病原菌を殺菌する工程です。

今回も温度管理は慎重に。ポットで持参したお湯を温度計で測りながら、温度が急に下がらないよう、自然に冷ましつつ調整しました。

温度計で湯温が65度になるところをみんなで見守り中
温度計で湯温が65度になるところをみんなで見守り中

網袋に入れた種籾をお湯に沈め、10分後に取り出します。

発芽を待ちながら水温管理

消毒後の種籾は、田んぼに隣接する溜池にセットし、水温を見ながら発芽を促します。

溜池の水に浸けて発芽を待ちます
溜池の水に浸けて発芽を待ちます

水温が高すぎると芽が早く出過ぎてしまうため、これから数日間は、発芽のタイミングを見極めながら育てる予定です。

苗床への移植は、来週の4/19(土)を予定しています。


手作業で挑む、田起こし

田起こしには、剣スコップやミツグワ(鍬)を使った人力作業を選びました。

田起こしする前の田んぼの状態(右側の田んぼのボコボコしているところが点穴を入れたところ)
田起こしする前の田んぼの状態(右側の田んぼのボコボコしているところが点穴を入れたところ)

この田んぼは数年放棄されていたため、地面はかなり固く締まっており、事前に点穴(小さな穴)を掘って通気を試みていましたが、耕運機を入れられる状態には至らず…。

今回は、地道に一面ずつ、スコップで掘り返しながら土を柔らかくする作業を行いました。

ここは昨年も田んぼとして使われていたので、土は柔らかめでした
ここは昨年も田んぼとして使われていたので、土は柔らかめでした

ちょうど翌日は雨の予報。

雨水が土中に浸透することで、水と空気が行き渡り、締まった土が解れていくことが期待されます。

みんなで会話しながら、コツコツと田起こし
みんなで会話しながら、コツコツと田起こし

人力での田起こしはかなり体力を使うため、今回は1枚だけ完了し、残りは次回に持ち越すことにしました。

▶種籾浸けと田起こしの様子はリール動画で公開中

次回は苗床づくりと水路設置

次回(4/19)の作業は、苗の植え付けと田んぼへの水路作りを行います。

溜池から田んぼへ水を引き込むルートを整備して、田んぼの準備をさらに進めていきます。

自然と向き合いながら、今年も一歩ずつ。

ハッピーヒルの成長とともに、私たちの学びも深まっていきます。

この活動が多くの人に届くよう、シェアしていただけると嬉しいです
  • URLをコピーしました!